都島区医師会のホームページは、都島区の皆様の健康を支える情報案内ページです。

腰痛は、私たちが普段の生活において遭遇する最も多い症状の一つです。
　平成22年の厚生労働省の国民生活基礎調査では、1200万人を超える方が腰痛の自覚症状があるとしており、実に日本人の10人に一人は腰痛を感じておられることになります。
　腰痛の原因は様々ですが、中には早期から適切な治療が必要とされるものがあり、長く日常生活に支障を来すことがあります。
　また、腰痛は、日々の生活においてできる簡単な体操によって、予防や症状の緩和が見込まれます。
　今回、腰痛の原因となる疾患と、腰痛体操をご説明させていただきます。

生後数年のうちに、子供は数10種類の病原体にかかりながら、免疫を獲得して成長していきます。
　あるときは単一の病原体だったり、2～4種類の同時感染だったりします。
　現時点で絶対かかってはならない病原体の数はあまり多くありませんが、年齢によってはかからない方がベターという病原体もあります。
　ワクチンをすれば高い確率で発病を防げる病原体はワクチンで防ごうという潮流に、やっと日本も動き始めています。
　さまざまな感染症の知識を整理するとともに、お母さん方がよく取り違えている事項をとりあげ、ワクチンとともに最近の話題をおりこみながら、感染症の基礎知識をお話しする予定です。

講習　救急隊員から学ぶ救急救命の心得　都島消防署救急隊員

講演　健康診断と検査結果の読み方　　平井信光先生（都島区医師会員・ひらいクリニック）



その他　　無料：事前申し込み不要

乳幼児健診や日常の診療の中で予防接種についての相談を受けることがよくあります。
特にヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンが行われるようになったことにより、1歳までは短い期間にたくさんの予防接種を受けることとなり、かなりの過密スケジュールとなっています。
そのため、いったいどれからどういうふうに受けていったらいいのか戸惑うことが多いかと思います。また、同時接種や日本脳炎ワクチンの経過措置などもあり、現在、予防接種は分かりにくいことがたくさんあります。
今回は、こどもの予防接種について、その重要性をご説明し、さらにどれからどのように受けていったらいいかについてアドバイスをさせていただきます。

外科で扱う疾患は、すり傷や火傷などの外来的なものからいわゆる外科手術まで多岐に渡っています。最近はこれらの外科的疾患に対する治療が変化し進歩してきています。
以前、傷は消毒し乾燥させて治していたものが、最近では消毒をせずにジクジクと潤いを保ちながら治していく湿潤治療なる考え方に変わってきています。また、外科手術に関しても鏡視下手術と呼ばれる小さな傷で、体に負担のかからない手術方法へと変わり、胃がんや大腸がんなどの手術においても行われるようになってきています。
これらの治療方法は、比較的早期の段階において恩恵を受けやすく、病気の早期発見、早期治療が大事だと思われます。今回は、実際の治療の話に加え、傷の家庭での対応やがんの早期発見などについてもお話しできればと思っています。
　当日はご質問やご相談にも応じますので、お隣ご近所お誘い合わせのうえ多数のご来場をお待ち致しております。