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過去の区民活動

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは(どんな病気?どんな症状?どんな治療?)

平成25年度 第3回区民健康教室

2013/11/09 14:30 安藝 敏彦 先生 (安芸医院院長)

年齢ととともに増えてくる病気は多くありますが、高齢者、特に女性に多くみられる骨粗しょう症についてできるだけわかりやすい説明をし、予防のためには日ごろの生活でどんなことに気をつければよいか、またすでに骨粗しょう症と言われ薬など飲んでいる人がどんなことに気をつければいいのかについてもお話ししたいと思います。

これまで使われているお薬やこれから使われるお薬についても説明いたします。

パーキンソン病とは?

平成25年度 第2回区民健康教室

2013/09/28 14:30 氷室 公秀 先生(氷室クリニック院長)

パーキンソン病とは、主に、手足がふるえる・動きが遅くなる・筋肉が硬くなる・体のバランスが悪くなる、といった症状が出現し、これらによって、顔の表情の乏しさ・小声・小書字・屈曲姿勢・小股・突進歩行など、いわゆるパーキンソン症状といわれる運動症状が生じる病気です。また、パーキンソン病では、運動症状以外にも、便秘や頻尿などの自律神経の症状、不眠などの睡眠障害、うつ症状などの精神症状、認知機能障害などがみられることがわかっています。これらを非運動症状と呼びます。うつ症状は患者さんの約半数にその傾向があるといわれていて、認知症は病気が進行すると約2割の方にみられます。


この講演ではパーキンソン病の診断、症状の種類や程度・経過、個々の症状についての対策、安易な薬の増量や自己調節の危険性についてお話します。

「膝のおはなし〜痛みの原因とその対策〜」

平成25年度 第1回区民健康教室

2013/07/13 14:30 佐々木友基先生(りゅうゆう会整形外科院長)

二本足で歩く人間にとって膝の痛みは宿命とまで言われています。多くの方が年齢のせいとあきらめているのではないでしょうか。またその対策にいろいろなサプリメントを試している方もおられると思います。
 しかし、膝の痛みの原因は決して年齢のせいだけではありませんし、間違った対応をつづけていくことも、もったいないと思うのです。
 ここでは少しでもわかりやすく膝のおはなしをさせていただきます。どうして膝がいたくなるの?どうしたら予防できる?医師はどのように治療するの?手術って大変なの?ヒアルロン酸は飲んで効くのかな?〜などなど、いろいろな疑問をひとつひとつ解消していきましょう。
 みなさんが膝の痛みに対し適切な対応をする、その第一歩になればいいなと思っています。




講演終了後、都島区医師会の医師による健康相談を実施します。

 一人10分以内、午後4時30分終了 (希望者多数の場合は抽選)

 相談科目:内科、外科、整形外科

たばこと健康

平成24年度 第4回区民健康教室

2013/02/02 14:30 矢木 泰弘 先生(やまだ内科医院院長)

タバコは肺がんなどの悪性疾患の発症を促進するとされており、さらには成人病の危険因子のひとつでもあります。タバコに含まれる有害物質は約4000種あるとされており生体に様々な影響を及ぼします。
アンチエイジングの考えからは諸臓器の老化を促進させることにより諸臓器へ障害がもたらされます。他にも、母体内の胎児、受動喫煙により乳幼児にも影響を及ぼし様々な疾患を引き起こすと考えられています。
今回の健康教室では、タバコによる害についての概要を提示し、禁掩のコツについてわかりやすくお話させていただきます。

白内障、緑内障について勉強しましょう

平成24年度 第3回区民健康教室

2012/12/08 14:30 早川 公章 先生(はやかわ眼科)

白内障は目の中のレンズが汚れて見えにくくなる病気です。老化とともに進行してくるので定期的に診察を受けましょう。また手術が必要になれば手術でよく見えるようになります。白内障手術はほとんど痛みがなく、最近の白内障手術機器と医療技術の進歩とともに手術の中ではかなり安全性の高い手術が行えます。
緑内障は目の中の神経が弱って視野が欠けてくる病気です。初期のうちは自覚症状がありません。緑内障は白内障と違って治らないので、放置せずに治療で進行を止めることが大切です。決して怖い病気ではないので定期的に眼科を受診しましょう。
今回の健康教室では白内障、緑内障を中心にどのような病気なのか、どんな治療があるのか、何を心掛けたらよいのか、などについてわかりやすくお話しさせていただきます。