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過去の区民活動

前立腺がん について

平成27年度 第1回区民健康教室

2015/07/11 14:30 宮﨑隆夫先生(神原病院 泌尿器科)

日本人の高齢化、生活様式の欧米化による発症率の増加、スクリーニングの普及による発見率の向上で、一生のうちに前立腺がんにかかる、あるいは前立腺がんと診断される男性は年々増加しています。

 前立腺がんは泌尿器科で診断する悪性腫瘍(がん)の第1位となっています。幸いなことに過去10~20年で診断・治療法の革新が進み、早期に発見できれば、ほぼ治すことが可能といえるところまできました。

 前立腺がんについての基本的な知識をより多くの皆さんにお伝えし、知っていただくことが今回の健康教室の目的です。







区民健康相談

健康教室に引き続き、都島区医師会の専門医による健康相談を行います。

定  員 一人10分以内、希望者多数の場合抽選

(午後4時30分終了)

相談科目 内科・外科・泌尿器科

前立腺の病気を勉強しましょう
~前立腺肥大とガンを中心に

平成26年度 第3回区民健康教室

2014/11/08 14:30 梅川 徹 先生(梅川クリニック院長)

“いい年だから、少々おしっこの出が悪くてもしょうがないな”などと、あきらめ顔でお年寄りの方が言うのを聞いたことがないでしょうか。 これでは、今の時代に生きていて、もったいない気がします。 年齢を重ねても、いかに快適に過ごしていただけるかが、医者にとっても大きな課題です。 皆さんと共に考えていきたいと思います。

 65歳位以上の男性の尿の出が悪くなる原因は、主に前立腺の肥大によるものです。 尿の出が悪くなるだけでなく、トイレに行く前に漏れたり、不眠症が加わり夜間頻尿がひどくなるケースもあります。 稀ですが、前立腺のガンを合併している方もおられます。

 今回の健康教室では、そもそも前立腺とは何か・体のどこにあるのかを勉強しましょう。 前立腺が大きく肥大すると尿の調子がおかしくなるのはどうしてか、どのような対処方法があるのかを整理して理解しましょう。さらに、前立腺ガンに対する注意点などについても、わかりやすく解説させていただきます。



区民健康相談

健康教室に引き続き、都島区医師会の専門医による健康相談を行います。

定  員 一人10分以内、希望者多数の場合抽選(午後4時30分終了)

相談科目 内科・外科・泌尿器科

「屈折異常とその矯正」

平成26年度 第2回区民健康教室

2014/09/27 14:30 名和 良晃(なわ よしあき)先生 (名和眼科院長)

近視は屈折異常の一種です。リラックスした状態で無限遠方からの光線が網膜の前方で焦点を結び、遠くがみえにくい状態で、小学生高学年ごろから増加します。長時間の近見作業が原因のひとつとしてあげられ、疫学調査では長時間の屋外活動によって近視の進行が予防できることが示されています。眼鏡をかけることと近視の進行とは関係ありません。

 遠視は近視と同様の屈折異常の一種であり、リラックスした状態で無限遠方からの光線が網膜の後方で焦点を結ぶ状態です。人間の眼は無意識のうちにオートフォーカスするので見えますが、つねに調節しているので眼が疲れやすい状態です。

 老眼は年齢とともにオートフォーカスの力が弱くなる状態で、屈折異常とは異なり、調節異常というグループに分類されます。

 それぞれ、眼鏡、コンタクトレンズ、屈折矯正手術などいろいろな矯正方法がありますが、まずは眼鏡による矯正が基本です。それぞれの利点や欠点、最新の治療成績や話題について解説します。

慢性腎臓病と生活習慣病のかかわりについて
~腎臓病もなめたらあかん~

平成26年度 第1回区民健康教室

2014/07/12 14:30 小瀧 慶長 先生(おたきクリニック院長)

近年、腎臓の働きが悪くなる「慢性腎臓病」患者さんは増加の一途をたどり、また、治療を受けている患者さんの数はほんの氷山の一角に過ぎないといわれています。

 この慢性腎臓病の発症や進行には高血圧や糖尿病などの生活習慣病が深く関係し、放っておくと脳卒中や心筋梗塞、心不全などの合併症を来たしやすくなります。また、腎臓が高度に障害を受けると人工透析治療が必要となります。腎臓病の進行と合併症の発症・進展を抑えるには、たとえ自覚症状がなくても日ごろからのチェックを続けていただくこと、病期に応じた食事療法、血圧管理、生活習慣病および合併症の治療が大切です。

 今回、忍び寄る腎臓病の怖さについて、慢性腎臓病と生活習慣病はどのように関係している?なぜ蛋白尿が悪い?なぜ食事制限が必要?など、腎臓病と生活習慣病のかかわり、腎臓病の関するいろいろな疑問についてお話します。



◇ 区民健康相談 : 健康教室に引き続き、都島区医師会の専門医が健康相談に応じます。

              1人10分以内(希望者多数の場合は抽選とさせていただきます)

              相談科目は内科・外科・耳鼻咽喉科(午後4時30分終了)

「心筋こうそく」を防ぐー気づきたい「狭心症」の症状 

平成25年度 第4回区民健康教室

2014/02/08 14:30 鈴木 緑郎 先生 (鈴木内科クリニック院長)

心臓病は現在日本人の死亡原因の第2位ですが、その約半数が「心筋こうそく」と「重症の狭心症」などを原因とするものです。


 心臓病の治療法が進歩しているにもかかわらず「急性心筋こうそく」では今でも約30%の人が死亡しており、命にかかわる恐ろしい病気です。特に冬の寒い時期は発生しやすいといわれます。


 「心筋こうそく」をおこした人の半数が前ぶれの病気である「狭心症」の症状を経験しています。「心筋こうそく」を防ぐには前ぶれである「狭心症」の症状を知り、その段階で治療を始めることが大切です。


 今回は「心筋こうそく」「狭心症」の起こり方や症状、予防法、治療法などについてわかりやすくお話しします。





区民健康相談


健康教室に引き続き、都島区医師会の専門医による健康相談を行います。

1人10分以内、希望者多数の場合抽選(午後4時30分終了)