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過去の区民活動

慢性副鼻腔炎(蓄膿、鼻茸)と鼻中隔弯曲症

平成20年度 第1回区民健康教室

2008/07/05 14:30 都島区医師会 青木医院 青木 基 先生

慢性副鼻腔炎とは、副鼻腔の粘膜の炎症で、様々ま症状(鼻汁・鼻詰まり・鼻汁が喉にまわる・咳・痰・頭痛・匂いが分からないなど)を起こす疾患です。また、鼻中隔弯曲症は、鼻を左右に分ける仕切りの曲がりのことで、鼻詰まりと深く関っています。鼻の疾患は、放置すると脳や肺などへ影響することがあります。このため早期の治療が必要となります。最近は内視鏡、カメラ、手術器機などの目覚しい発達により手術法も発展し、安全性も向上、治療成績も改善しています。このため入院期間も短くなり、日帰りでも治療可能になっています。これらの疾患の成因や病態、検査、治療等について解説させていただきます 当日はご質問やご相談にも応じますので、お隣のご近所お誘い合わせのうえ多数のご来場をお待ち致しております。(ご来場の方に粗品を進呈致します。)

本当は怖い、眼の家庭医学

平成19年度 第4回区民健康教室

2008/02/23 14:30 都島区医師会 こうり眼科クリニック 洪里 卓志 先生

日本ではこれまで、成人の中途失明原因の第1位は糖尿病網膜症、2位は白内障、3位が緑内障と言われていました(平成3年発表)。 その後15年間調査が行われてなかったのですが、新しい発表では緑内障がトップになりました。糖尿病網膜症は2位で、次いで網膜色素変性症、黄斑変性 (加齢黄斑変性含む)と続いており、前回調査と比べて緑内障と黄斑変性が大幅に増加していました。 中途失明とは目の病気が発症して、今まで見えていた方が見えなくなることです。 医学が進歩してもなお、このような失明が生じる理由は、視力を回復させるまでの治療法がないからです。しかし、一部を除いて早期発見早期治療で失明に至る ことを防ぐことができます。早期発見はまず病院に行くこと?その前に病気を知ることからです。 この度、公演の機会を頂戴し、皆様の目の健康を守る立場として上位3つの病気をわかりやすく説明します。 当日はご質問やご相談にも応じますので、お隣のご近所お誘い合わ

「うつ」ってなに?

平成19年度 第3回区民健康教室

2007/11/10 14:30 都島区医師会 中西メンタルクリニック 中西 重裕 先生

「うつ」という言葉が日常生活の中でもよく聞かれるようになりました。『近所のだれそれさん、あの人最近元気ないな。「うつ」ちゃうか。』。新聞でも、テレビでもよく耳にするように「うつ」はだれでもかかる病気です。「うつ」は「うっとうしい」の「うっ」の「っ」が大きくなったのが「うつ」です。嫌なことがあった時、心配事がある時、悩みがある時、気分が「うっとおしい」くなります。この「うっとおしい」が、一週間、二週間と続き、寝る前にあれこれ考えて眠れなくなったり、食欲がわかなくなったりすると、「うつ」、つまり「うつ病」の始まりです。この早い時点で治療を受けましょう。「うつ病」は体の病気です。風邪と同じで休息と薬が必要です。 当日はご質問やご相談にも応じますので、お隣のご近所お誘い合わせのうえ多数のご来場をお待ち致しております。(ご来場の方に粗品を進呈致します。)

高血圧症、動脈硬化症そしてメタボリック症候群

平成19年度 第1回区民健康教室

2007/07/07 14:30 都島区医師会 しゃくど循環器・内科 赤土 正洋 先生

高血圧症や高脂血症、糖尿病はもっとも身近な生活習慣病です。これらの疾病は『合併症』のない場合には「コレ!」といった自覚症状がありません。症状が無いままに動脈硬化が進行してついには心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を引き起こします。また、それぞれの生活習慣病がさほど重症でない場合でも、肥満があれば心筋梗塞や脳梗塞が多く発症することから、メタボリック症候群として注目されています。これらの話題について、超音波検査(心エコーや頚動脈エコー)の画像をお見せしながら説明させていただきたいと思います。 当日はご質問や御相談にも応じますので、お隣ご近所お誘い合わせのうえ多数のご来場をお待ち致しております。(ご来場の方に粗品を進呈致します。)