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過去の区民活動

「高血圧症」と「かくれ心筋梗塞」について

平成28年度 第2回区民健康教室

2016/09/10 14:30 髭 勝彰(ひげ かつあき)先生 (ひげクリニック院長)

高血圧は症状が出にくいにもかかわらず、放置すると寿命を縮める大きな病気を引き起こします。それ自体は死亡の原因にはなりませんが、血圧が高いことによって起こる心筋梗塞や脳梗塞など様々な合併症によって寿命を縮めてしまいます。
 その心筋梗塞の中に何の痛みもなく、本人も気づかないうちにそのまま突然死に至ってしまうタイプがあります。 その名も「無痛性心筋梗塞(かくれ心筋梗塞)」、心筋梗塞発症者の3割は胸の痛みがありません。心筋梗塞は、発作が起こったら一刻も早く処置する必要がありますが、痛みがないと発作そのものに気付くことができないため、治療が遅れていまいます。
 それぞれの予防法や対策についてお話しさせていただきます。

がんの時代を生き抜くために
~内視鏡検査で早期発見を目指しましょう!~

平成28年度 第1回区民健康教室

2016/07/09 14:30 河相 直樹先生(かわい内科・胃腸内科クリニック院長)

日本人の半数ががんを経験して6人に1人ががんで亡くなる時代になりました。
がんの初期の段階では何の症状もなく、やがて進行すると命を奪います。
がんの時代を生き抜くために大事なことは、生活習慣の改善による予防と感度のよい検査を活用した早期発見です。消化管のがん(胃がん・大腸がんなど)で是非理解しておきたい点は、①頻度が高いこと、②早期発見に優れたシステムがあること、③よい治療法が確立していることです。
本講演では、治るがんへの取り組みについてお話ししたいと思います。がんは怖い病気ですが、十分な知識を持って適切に対応していきましょう。

「高血圧を放置していませんか?」

平成27年度 第4回区民健康教室

2016/02/13 14:30 文元 建宇 先生(ふみもとクリニック院長)

「元気で長生き」はどなたにも当てはまる願いだと思います。

そのためには高血圧症は必ず治療したほうが良い疾患なのですが、高血圧症自体には自覚症状がないことが多く、放置している方が少なからずおられます。

そこで、高血圧を放置すると何が起こるのか?高血圧症を予防する生活習慣や食生活は?ご自分で行う血圧測定の方法は?といったことを中心に解説いたします。

気をつけよう!老人の骨折

平成27年度 第2回区民健康教室

2015/09/05 14:30 (医)明生会 明生病院 整形外科  田島 剛史(たじま たけし)先生

健康で楽しい老後は、いつの時代でも誰もの願いです。

高齢化社会を迎えた現在、「寝たきり」と「認知症」は自立した老後をおびやかす大きな不安となっています。

 一方、老人の骨折は整形外科医にとって身近な病気であり、「寝たきり」の大きな原因となっています。

そこで日常の診療から「老人の骨折」と「骨粗鬆症」を取り上げ、その予防、その取り組み方を解説します。



講演の前段に都島消防署より「救命・救急」に関する講演が行われます。





健康相談   内科・整形外科

糖尿病の予防から治療まで・・・生活習慣の改善を!

平成27年度 第3回区民健康教室

2015/09/05 14:30 川崎 勲 先生 (かわさきクリニック院長)

糖尿病を有する人は、世界で約3億8000万人、日本で約2100万人いるといわれています。

 最初は何の症状もなく、やがて悪化すると、命を脅かす程の非常に怖い病気です。世界では7秒に1人が、糖尿病によって命をおとしています。

 糖尿病は生活習慣病とも言われ、日頃の食事、運動、睡眠の改善が特に予防・治療に重要です。

 糖尿病にならないように、そして、悪化しないようにするには、どういう点に気をつければよいのかを、本講演にてご紹介したいと思います。