眼科医は、臨床で眼底を覗くことにより、約200ミクロンもの網膜血管を直接見ることができます。眼底の微小循環を直接観察することにより、生理的あるいは病的な状態を見ることができます。
眼底の網膜血管は脳の細動脈と同じく、アストログリア細胞で被われており、高血圧による微小循環の変化は脳と眼底では同様の反応をします。
今回は約30年間にわたり、観察してきた高血圧自然発症ラット(SHR)の眼底とその病理像を観察することにより、ヒトの高血圧眼底の病理を理解しようとする研究の一端を御紹介したいと思います。
さらに白内障や緑内障の基礎知識、最近の話題をお話しする予定です。 |